
ゆりね
【Edible lily bulb】
【ユリ科 ユリ属】
収穫時期 10月~2月
産地はどこ? どんな品種があるの?
道産「ゆりね」、調査してみました!
主な産地・収穫量

・北海道が全国の出荷量の大半を占めています。
・道内の主な産地は、真狩村(後志)、芽室町(十勝)、ニセコ町(後志)などです。
・正月料理に使われることが多いため、全国的に12月が消費のピークとなっています。
おすすめポイントをサクっと紹介!
ゆりねの球根は越冬できる!
炭水化物(でんぷん)が多く含まれています。
じゃがいもと同様に、加熱によるビタミンCの損失が少ない野菜でもあります。
種球の鱗片を1枚ずつはがして鱗片繁殖を行い、1年目は養成球に、2年目は販売球に、など大きさによって分別しながら作られます。
多年生で越冬できるため、毎年萌芽と球の肥大を繰り返しますが、連作を嫌う作物なので必ず輪作が必要です。
球根が凍結しても、自然に解凍されて萌芽できるという特徴があります。
主に関西地方で消費されている理由
北海道が主な産地であるゆりねですが、消費されることが多いのは、実は関西地方。
かつて関西地方の料亭で高級食材として扱われることが多かったためといわれています。
鱗片が菊の花に似ているということもあってか、現在もおせち料理や茶わん蒸しなどの正月食材として多く使われています。
品種など
「白銀」が道内の主力品種です。道内栽培の90%以上を占めています。
調理の際に扱いやすく、紫色に変色しづらい傾向にあります。
紫色に変色してしまったものは苦みが強くなるため、全体的に白く、球形が整っていて鱗片のしまりがよいものを選ぶとよいでしょう。
教えてくんがサクっと聞いちゃいます!
ちょっと気になる! 質問コーナー
教えてくんスーパーで見かけるゆりねは、おがくずの中に入ってますが、何のためですか?
あまり食べる機会がないのもあってどう扱ってよいか分からず、購入するには勇気がいるんですよね。



流通がお正月期間に集中しているだけに、ゆりねを食べる機会自体がちょっと少ないかもしれませんね。
では、なぜゆりねがおがくずに入っているのか。
それは、光、乾燥、衝撃を防ぐためです。
おがくずには適度に水分が含まれているので保湿効果があり、ゆりねへの衝撃を和らげる効果もあります。
照明の光や、衝撃で傷が付くだけで変色してしまうデリケートな野菜なので、おがくずに手厚く守られているということですね。
おがくずは、調理の前に洗い流すだけでOKですが、ゆりねは水に弱いので、洗ってしまった場合は冷蔵して3日以内に使い切りましょう。
明日誰かに話したくなる⁈ クイズコーナー
あなたは答えられるかな?!
ぜひクイズにチャンレンジしてみてください!
問題の右側にある▼を押すと答えがでてきます!
ゆり根は日本の伝統野菜の1つですが、古くから何として使われていたでしょうか?
①薬用 ②防虫用 ③塗料用
正解 : ①薬用



ゆりねは、江戸時代には食用と鑑賞用の兼用で栽培されていたようですが、滋養・栄養に富んでおり、古くから薬用として使われていることが多かったそうです。
※現在園芸用に売られているゆりの花の球根は農薬が使われていたりするため食用ではないため食べられません。
これぞ知っ得! 豆知識



ゆりねの調理方法、知ってますか?
茶わん蒸しなどに使われるゆりねですが、調理方法が分からず手を出しにくい食材でもありますよね。
ゆりねの下ごしらえ
①おがくずをきれいに水で洗い流す
②傷がついているところや、変色しているところをピーラーなどで削り取る
③1枚ずつはがして水洗いする
・茶わん蒸しに入れる際は、沸騰したお湯に入れ2~3分茹でてから使います。
※火の通りが早いので茹ですぎには注意
※食感がしっかり残るほうがよい場合は生のまま卵液に入れて蒸してもよいです。
・その他に、天ぷら、炒め物、ホイル焼きなどにしてもホクホクした食感でとても美味しいですよ。
ブログ
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