
ながいも
【Chinese yam】
【ヤマノイモ科 ヤマノイモ属】
収穫時期 11月~12月
産地はどこ? どんな品種があるの?
道産「ながいも」、調査してみました!
主な産地・収穫量

北海道数値は、令和元年産農林水産省野菜生産出荷統計
・出荷量は全国1位、49%を占めており、十勝地方での生産が盛んです。
2位の青森県と合わせると全国の89%を占めています。
・収穫後のながいもは、低温貯蔵庫などで保管され、道内から通年出荷されます。
・道内の自給率は100%で、道外や海外(台湾、アメリカ、シンガポールなど)に輸出もされています。
おすすめポイントをサクっと紹介!
ねばりがある根菜です
ながいもは、いちょういもや自然薯に比べると水分が83%と多くなっています。
主成分はでんぷんで、粘性物質(多糖類とたんぱく質の複合体)や、アミラーゼも含んでいます。
長形種を「ながいも」、扁形種を「いちょういも」、塊形種を「つくねいも」と呼びます。
収穫時期は、11月に行う秋掘りと、越冬させ翌年4月に行う春掘りがあります。
よいながいもの見極め方
良いながいもは、曲がりがなくまっすぐで、ひげ根が残っているもの(鮮度がよい証)。
切ったものは、切り口が白いものがよいとされています。
保存方法はそれぞれで、
・1本丸ごとであれば、新聞紙に包んで冷暗所で保存できる
・切った場合は、ラップで包んで冷蔵庫の野菜室で保存する
・とろろや千切りにしたあとは、ラップで包んで冷凍保存ができる
品種・特性など
| 品種名 | 概要 |
|---|---|
| 十勝選抜系 | 1本の重さは、800~1000gくらい 粘度は中位 |
| 夕張選抜系 | 1本の重さは、1000gくらい 粘度はやや強い 外観はやや劣る |
| とかち太郎(十勝4号) | いもが太く、十勝選抜系より20%多収 粘度は中位 |
| きたねばり(十勝3号) | いちょういもにながいもを交配して開発したやまのいも品種 粘度が高く、内部品質にも優れている |
教えてくんがサクっと聞いちゃいます!
ちょっと気になる! 質問コーナー
教えてくんながいもといえば、ぬるぬるしていて、かゆくなったりしますよね。
他の野菜にはない特性ですよね。



ながいもがぬるぬるするのは、ムチン(粘性成分)やマンナン(水溶性食物繊維)などとたんぱく質が合わさった粘性物質があるためです。
皮膚がかゆくなるのは、ながいもの成分に含まれるシュウ酸カルシウムの針状の結晶が直接皮膚を刺激するためです。
敏感な方はかゆくなってしまうかもしれませんね。
酢水につけることで、変色を防ぎつつ、かゆみも防ぐこともできますよ。
明日誰かに話したくなる⁈ クイズコーナー
あなたは答えられるかな?!
ぜひクイズにチャンレンジしてみてください!
問題の右側にある▼を押すと答えがでてきます!
ながいもはお好み焼き入れることが多いですが、次のうちどの作用があるでしょうか?
①ふわふわになる
②焼き面がカリカリになる
③切り分けやすくなる
正解 : ①ふわふわになる



すりおろしたながいもを入れると色々な効果がありますが、いちばんは「ふわふわ」に焼きあがることです!
ねばりが空気を抱え込み、焼くことで膨らみ、ふわふわな仕上がりになるようです。
その他にも、ねばりのおかげで、小麦粉の量を減らしても具がまとまりやすかったり、焼いた後もくずれにくくなったりと、うれしい効果がありますね!
家でお好み焼きを作る際には、たくさんすりおろして入れたいですね!
これぞ知っ得! 豆知識



「むかご」って知ってますか?
秋になり、ながいものつるが下垂したときに、葉腋(葉の付け根)に「むかご」という、直径8~15mm程の、球芽とも呼ばれる小さな「いも」を付けます。
このいもは、根が変形したものではなく、茎が変形したもので「塊茎(茎と根の中間的性質)」と呼ばれます。
あまりスーパーでは見かけませんが、食用となります。
秋に葉が黄色くなり始め、軽く触っただけで簡単に取れるようになったものが食べ頃。
むかごご飯、塩ゆで、煮物などにして食べることができるので、見かけた際はぜひ試してみたい食材です。
ブログ
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